【完全ガイド】ジュラシック・パーク&ワールドを見る順番はコレ!あらすじ&キャスト&時系列を解説

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「恐竜が実在したら?」という夢が、現実に近づいたとき──
『ジュラシック・パーク』と『ジュラシック・ワールド』は、そんな空想と恐怖の狭間を描いてきたシリーズです。
本記事では、時系列に沿った正しい視聴順から、各作品のあらすじとキャスト、そして全シリーズを一覧で把握できる表まで徹底解説します。
まずは「どこから観ればいいの?」という疑問をクリアにしながら、作品世界を深く辿っていきましょう。

【映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』本予告<8月8日(金)全国ロードショー>】

この記事を読むとわかること

  • ジュラシック・パーク&ワールド全作品の公開順と時系列の正しい順番
  • 各作品のあらすじとシリーズを通して描かれるテーマや進化
  • 『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の公開日と最新キャスト情報
  • 旧作キャラクターと新作とのつながり、作品間の伏線の意味
  • シリーズを“順番”で観ることで深まる感情とメッセージの受け取り方

1. ジュラシックシリーズ全作品の一覧表【時系列&公開順】

「ジュラシック・パーク」から「ジュラシック・ワールド/復活の大地」まで──
このシリーズは30年以上にわたって、恐竜だけじゃなく“人間の欲望と進化”を描いてきました。
その時代、その瞬間にあったテーマや映像技術の進化も含めて、すべてが“今に繋がっている”と感じられるラインナップです。
まずは、作品の公開順と時系列を整理した一覧をどうぞ。
各作品の立ち位置を把握しておくと、次の章からの深掘りがより面白くなります。

公開順 タイトル 公開年 時系列 主要キャスト
1 ジュラシック・パーク 1993年 シリーズの始まり サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム
2 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク 1997年 前作から4年後 ジェフ・ゴールドブラム
3 ジュラシック・パークIII 2001年 数年後 サム・ニール
4 ジュラシック・ワールド 2015年 パーク閉鎖から22年後 クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード
5 ジュラシック・ワールド/炎の王国 2018年 前作から3年後 同上
6 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 2022年 炎の王国の4年後 歴代キャスト集結
7 ジュラシック・ワールド/復活の大地 2025年8月8日 現時点での最新作 スカーレット・ヨハンソン、マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリー、ルパート・フレンド、
マヌエル・ガルシア=ルルフォ、ルナ・ブレイズ、デヴィッド・ヤーコノ、オードリナ・ミランダ、
フィリッピーヌ・ヴェルジュ、ベシル・シルヴァン、エド・スクライン

こうして並べてみると、「恐竜映画」という一言では片づけられない奥行きがある。
時系列の中で変わったのは、恐竜の見た目だけじゃない。
“命に対する向き合い方”や、“科学の暴走に人間がどう向き合うか”という問いもまた、世代を超えて更新されてきたテーマです。

次章では、そうしたテーマがどう描かれてきたか──シリーズ全体の世界観を時代とともに見つめ直してみましょう。

2. 視聴前におさえておきたいシリーズ全体の世界観と設定

このシリーズ、恐竜が出てくるアトラクション型の映画──とだけ思って観ると、たぶん1作目で裏切られます。
『ジュラシック・パーク』の第1作目から、私たちは「科学技術によって蘇らされた命」という倫理的なテーマと向き合わされ続けてきました。
“夢”から始まって、“代償”に向かっていく。それがこの物語の骨格です。

ざっくり分けると、シリーズは2つの軸に大別されます。

  • ジュラシック・パーク三部作(1993~2001年):遺伝子操作と企業の欲望によって作られた“楽園”が崩壊していく話
  • ジュラシック・ワールド三部作(2015~2025年):過去をなかったことにして再始動したパークが、さらに“世界規模の混乱”へ広がる流れ

この“楽園の崩壊”と“管理の限界”というふたつの柱は、すべての作品に共通するモチーフ。
「私たちは、どこまで“命”を支配していいのか?」という根本的な問いかけが、いつも作品の底に流れているんです。

実際、シリーズが進むごとに舞台は大きく変わっていきます。

時代 世界観の主な変化
1993〜2001年(パーク編) ・企業が恐竜を「商品化」するフェーズ
・閉ざされた孤島での実験的な世界観
・人間の傲慢さが“局地的な悲劇”を呼ぶ
2015〜2022年(ワールド編) ・遺伝子改変技術がより高度に進化
・「インドミナス・レックス」など、より危険な人工恐竜の登場
・災害が島を超え、世界に広がる
2025年〜(復活の大地) ・恐竜が人間社会に「共存」するフェーズへ
・人類全体に問われる“共生”と“制御”のテーマ
・まさにシリーズの答え合わせが始まる段階

つまり、「人間は神になれるのか?」という問いに、30年以上かけて答えようとしてきたのがこのシリーズなんです。
そしてその延長線上に、2025年8月8日公開の『復活の大地』がある。

ファンとしては、ここまで積み上げられてきた“問いの伏線”がどこへ向かうのか、正直ちょっと怖くもある。
だけど、怖いからこそ目を逸らせない──。この世界の未来は、観る者すべてに委ねられているのかもしれません。

3. 『ジュラシック・パーク』(1993年)──始まりは、ひとつの“夢”から

1993年。この映画が公開されたとき、映画館には「信じられないものを見てしまった」という声が溢れていた。
CGとアニマトロニクスで蘇った“リアルな恐竜”たちは、スクリーンの中だけじゃなく、観る人の価値観さえも揺さぶった。
それが『ジュラシック・パーク』という物語のはじまりです。

物語の舞台は、コスタリカ沖に浮かぶ孤島「イスラ・ヌブラル島」。
そこで、大富豪ジョン・ハモンドが設計したのは、夢のテーマパーク──「恐竜が生きる世界」でした。

ゲストとして招かれたのは、恐竜学者アラン・グラント、古植物学者エリー・サトラー、数学者イアン・マルコム。
彼らがパークの実態を目にする中で起きたのは、予期せぬ嵐とシステムの崩壊。
そして、「生命は道を見つける(Life finds a way)」──あの有名なマルコムの言葉通り、制御できない命の暴走が始まるのです。

タイトル ジュラシック・パーク
公開年 1993年
監督 スティーヴン・スピルバーグ
主な登場人物 アラン・グラント(サム・ニール)
エリー・サトラー(ローラ・ダーン)
イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)
ジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)
レックス&ティム(ハモンドの孫)
キーワード DNA復元、遺伝子工学、倫理、生命の制御、自然の摂理、夢と代償

この作品の凄さは、ただ「恐竜が暴れる」という娯楽性だけじゃない。
夢を叶える技術が、必ずしも人を幸せにするとは限らない──そんな問いが物語全体を包んでいるんです。

「科学者たちは、それが“できるかどうか”ばかり考えて、“やるべきかどうか”を考えなかった」

このセリフ、当時はちょっと難しく感じたかもしれない。
でも今なら分かる。便利さや発展の裏に、“誰が責任を取るのか”という構造がごっそり抜け落ちていたことに。

最初はワクワクだったのに、いつのまにか恐怖に変わる感情のカーブ。
『ジュラシック・パーク』は、「夢が悪夢に変わる瞬間」を完璧に描いた映画なのかもしれません。

4. 『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997年)──楽園に残されたもの

『ジュラシック・パーク』での惨劇から4年後。
人間たちは島を去り、恐竜だけが取り残された──はずだった。
でもその“放置”が、次の波を生む。『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』は、そんな「後始末の物語」です。

舞台はイスラ・ソルナ島。前作のヌブラル島とは別の施設で、恐竜たちは放たれ、自然繁殖していた。
インジェン社の新たな計画が持ち上がり、「再び恐竜を商品にしよう」とする動きが出始める。
それに反対する学者イアン・マルコムは、恋人で動物行動学者のサラ・ハーディングを追って、現地へ向かうことに。

この作品で特徴的なのは、「人間が島に侵入する」構図になったこと。
つまり今回は、恐竜の生態系の中に人間が入り込む形になる。
それによって起きるのは、単なるサバイバルではない。“自然界の怒り”のようなものが描かれていく。

タイトル ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
公開年 1997年
監督 スティーヴン・スピルバーグ
主な登場人物 イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)
サラ・ハーディング(ジュリアン・ムーア)
ニック・ヴァン・オーウェン(ヴィンス・ヴォーン)
ローランド・テンボ(ピート・ポスルスウェイト)
キーワード 自然の摂理 vs. 人間の介入、恐竜の輸送、家族の絆、都市での暴走

この作品、後半に“T-レックスが街を歩く”というショッキングな展開があるんですが、あれってただの派手さじゃなくて、
「人間が自然を持ち帰ろうとした結果がこれだよ」という、めちゃくちゃ強烈な皮肉なんですよね。

「彼らの島に人間が足を踏み入れた瞬間、これはもう“楽園”じゃなくなった」

『ロスト・ワールド』は、前作で感じた“ワクワク”や“驚き”に対して、「その後どう責任取る?」と問いかけてくる作品。
人間の介入と放置、どちらもまた“暴力”であることに、観るたび気づかされる。

次章では、この「後始末のあと」の世界──シリーズでも異色の冒険型ともいえる『ジュラシック・パークIII』へと移ります。

5. 『ジュラシック・パークIII』(2001年)──呼ばれてないのに、また来てしまった

シリーズの中で、一番“単独行動感”が強い作品──
それが『ジュラシック・パークIII』かもしれません。
前作から4年、時系列としては続きだけど、ストーリーは完全に独立型。
ひとことで言えば、“また来ちゃった系の地獄”です。

物語の始まりは、ある家族の“救出劇”。
行方不明になった少年を捜索するために、恐竜の島へ戻ってくれと持ちかけられるアラン・グラント博士。
彼は一度断るも、資金援助の話に押されて再び恐竜の島・イスラ・ソルナ島へ──。

でもその依頼、実は全部ウソでした。
資産家だと言っていた依頼人はただの中流家庭。飛行機は無許可で着陸。
しかも島は、過去2作よりさらに進化した凶暴なスピノサウルスに支配されていたのです。

タイトル ジュラシック・パークIII
公開年 2001年
監督 ジョー・ジョンストン
主な登場人物 アラン・グラント(サム・ニール)
エリック・カービー(トレヴァー・モーガン)
ポール&アマンダ・カービー(ウィリアム・H・メイシー&ティア・レオーニ)
ビリー・ブレナン(アレッサンドロ・ニヴォラ)
キーワード スピノサウルス、プテラノドンの襲撃、信頼と裏切り、恐竜との共存の兆し

この作品、アトラクション性が高くて、「ジェットコースター映画」と揶揄されたりもするけど…
実はその分だけ一番“リアルに恐竜に襲われる感覚”があるんですよね。
特にスピノサウルスの水中襲撃とか、プテラノドンが空を裂いて飛んでくるシーンとか、
“近づけない恐怖”じゃなくて、“もう逃げられない恐怖”が直球で来る。

「誰も、ここに“もう一度来てほしい”なんて言ってないのに──」

だからこそ、主人公たちの感情がいつも不安定で、逃げながら悩んで、疑って、折れて、でも進む。
これは、「人間の弱さ」が一番むき出しになった作品かもしれません。

次は、時間が大きく飛んで22年後の世界へ── かつての“夢”が、再び開園してしまった『ジュラシック・ワールド』へと進みます。

6. 『ジュラシック・ワールド』(2015年)──再び“楽園”が開園した日

あの日、すべてが壊れたはずだった。
それでも人は、もう一度“夢”を作り直そうとする。 『ジュラシック・ワールド』は、そんな“再起の物語”です。 けれどその夢は、進化してなかった。
むしろ、もっと手の届かない“化け物”に育っていた──。

前作『パークIII』から22年。舞台は再び、あのイスラ・ヌブラル島へ戻ります。
今度は本当にパークが開園していて、観光客が押し寄せ、ショーが開かれ、“恐竜が日常にいる”世界が描かれている。
それはまさに「成功したジュラシック・パーク」──だけど、そこにあるのは興奮じゃなく、飽きでした。

だから彼らは“新しい恐竜”を作る。
より強く、より賢く、より恐ろしい──インドミナス・レックスの誕生です。
皮肉にもそれは、前作の「失敗」を踏まえた上でのアップデートだった。
けれど、本質は変わらなかった。制御もできないまま、“恐竜がただの商品に堕ちていた”のです。

タイトル ジュラシック・ワールド
公開年 2015年
監督 コリン・トレヴォロウ
主な登場人物 オーウェン・グレイディ(クリス・プラット)
クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)
ザック&グレイ(クレアの甥たち)
ホスキンス(ヴィンセント・ドノフリオ)
インドミナス・レックス(遺伝子改変恐竜)
キーワード 遺伝子改変、生態系崩壊、ブランド化された生命、従属と反乱、命の価値

この作品、前作たちのような“サバイバル”の焦燥感とは違って、「観客の無関心」が物語の恐怖の起点になっているんですよね。
恐竜はもう、驚かれなくなった。だから企業は「驚かせるための生物」を作る。

「君たちは、ただ“話題になる恐竜”を求めてるだけだ」

オーウェンのこの一言が、本作の“本音”なのかもしれない。
この楽園は、もう夢じゃない。誰かの都合とビジネスで立ち上げられた、“もうひとつの現実”だった。

だけど、この物語はここで終わらない。
次章では、その“商品化された命”が逆流する瞬間を描いた『炎の王国』へと進みます。

【映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』第一弾予告】

7. 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年)──人間の傲慢と自然の逆襲

“生命”を創ってしまった人類に、次に問われるのは「それを見捨てるのか」という選択だった。
『炎の王国』は、単なるアクションではなく、“命をどう扱うか”という倫理観が問われた物語。
そして何より、「自然が怒っている」という空気が、どのシーンからも伝わってくる。

舞台は、前作で崩壊したイスラ・ヌブラル島。
今、島は火山噴火の危機に瀕し、恐竜たちは絶滅の瀬戸際に立たされている。
このまま放っておくか?それとも救うか?
世論も二分する中、クレアとオーウェンは、恐竜たちの“救出任務”に協力することに。

でもそれは、ただの善意じゃなかった。
裏では、恐竜たちを兵器として利用しようとする企業の陰謀が動いていた。
そして、新たな“最悪の改造恐竜”インドラプトルが登場。
島から運び出された恐竜たちは、人間の欲によって、再び“商品”に戻ろうとしていた。

タイトル ジュラシック・ワールド/炎の王国
公開年 2018年
監督 J・A・バヨナ
主な登場人物 オーウェン・グレイディ(クリス・プラット)
クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)
メイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン)
イーライ・ミルズ(レイフ・スポール)
インドラプトル(改造恐竜)
キーワード 火山噴火、命の選別、遺伝子操作、兵器利用、倫理の崩壊

この映画が刺さるのは、恐竜だけじゃない。
「クローンである少女メイジー」の存在もまた、命に対する定義を揺さぶってくる。
人間すら“作られる存在”になったとき、「命に境界線なんてあるのか?」と問いかけられてるような気がした。

「生きている。それだけじゃ、救う理由にならないの?」

火山が噴火し、恐竜が悲鳴を上げ、パークが完全に消えた瞬間。
あの時、スクリーン越しに“終わった”と感じた人も多かったかもしれない。
でも──物語はまだ終わっていなかった。

次章では、世界に解き放たれた恐竜たちが、人間の世界に入り込んだ「共存の時代」を描く、『新たなる支配者』へ進みます。

8. 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022年)──「共存」のその先へ

もはや“パーク”でも“島”でもない。
今度の舞台は「世界」だった。
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、シリーズの中でもっともスケールが大きく、そして“問われ方”が重い作品です。

前作で世界に解き放たれた恐竜たちは、都市部でも農場でも、私たちの“生活圏”に存在するようになります。
恐竜の密猟、市場での違法売買、遺伝子の悪用──
まるで「ペット」や「家畜」として扱われる恐竜の姿に、どこか既視感すらある。

そんな中、オーウェンとクレアは、クローン少女メイジーを守りながら逃亡生活を送っていた。
けれどメイジーがある企業に連れ去られたことで、再び物語が動き出す。
今回の敵はバイオシン社──ジュラシック・シリーズ初期から名前が出ていた、あのライバル企業がついに“黒幕”として登場します。

タイトル ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
公開年 2022年
監督 コリン・トレヴォロウ
主な登場人物 オーウェン・グレイディ(クリス・プラット)
クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)
メイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン)
アラン・グラント(サム・ニール)
エリー・サトラー(ローラ・ダーン)
イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)
ルイス・ドジスン(バイオシン社CEO)
キーワード 恐竜の共存、遺伝子倫理、農業壊滅、旧キャスト再集結、生き方の選択

この作品の最大のポイントは、旧シリーズキャラの再登場です。
アラン・グラント、エリー・サトラー、イアン・マルコム── 彼らが20年の時を超えて共闘する姿は、まるで旧作への“回収と感謝”のようでした。

「共存って、ただ同じ空間にいることじゃない。選んで、向き合って、生きるってこと」

劇中では、遺伝子改変による“巨大バッタ”が引き起こす農業危機など、SF色も強まりました。
でもその裏で描かれていたのは、「人間が勝手に手を加えた世界で、命がどう生きるのか」という問いだったのかもしれません。

そして、ついに次章では、シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(2025年)へと繋がっていきます。

9. 『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(2025年)──“復活”の新章が描く恐竜と人間の未来

もう“共存”という言葉では追いつかない。
恐竜が人間の世界で「当たり前」になった時代に、新たな物語が動き出します。
シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、2025年8月8日。
本作は“復活”の名を冠している通り、単なる続編ではなく「リブート的な再出発」とも位置付けられる重要作です。

監督は『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』などで知られるギャレス・エドワーズ
そして注目のキャストには、マーベル作品でおなじみのスカーレット・ヨハンソンを筆頭に、演技派俳優がズラリと名を連ねています。

タイトル ジュラシック・ワールド/復活の大地
公開年 2025年8月8日
監督 ギャレス・エドワーズ
主な登場人物 スカーレット・ヨハンソン
マハーシャラ・アリ
ジョナサン・ベイリー
ルパート・フレンド
マヌエル・ガルシア=ルルフォ
ルナ・ブレイズ
デヴィッド・ヤーコノ
オードリナ・ミランダ
フィリッピーヌ・ヴェルジュ
ベシル・シルヴァン
エド・スクライン
キーワード 新章の開幕、恐竜と人類の未来、遺伝子技術の進化、リブート要素、シリーズ再定義

現時点では、あらすじや舞台設定の詳細は明かされていません。
けれど「復活の大地」というタイトルからは、“失われたものが再び息を吹き返す”というニュアンスが強く感じられます。
それは恐竜なのか、人間なのか、あるいはかつての“希望”なのか。

「壊れた世界で、まだ夢を見ることは許されるのか──」

シリーズ完結ではなく、“新たな始まり”として位置づけられている本作。
果たしてそこに描かれるのは、希望なのか、絶望なのか。
期待と不安を携えて、私たちはまた“ジュラシックの世界”に足を踏み入れることになるのかもしれません。

いよいよ、最後は物語全体の意義を振り返るまとめへ進みます。

まとめ:ジュラシックシリーズは“順番”で印象が変わる──正しい順番で物語を味わう意義

もしあなたが「ジュラシックシリーズって、どれから見ればいいの?」と迷っていたなら、
それはただの順番の話じゃなくて、“どの感情から物語に触れるか”という選択なのかもしれません。

恐竜のリアリティに驚いた最初の『ジュラシック・パーク』、
破壊された理想を見つめ直した『ロスト・ワールド』や『パークIII』。
再び夢が始まる『ジュラシック・ワールド』、そして“命”の重みを突きつけてくる『炎の王国』。
さらに『新たなる支配者』では、恐竜が“もう別世界の存在ではなくなった”感覚がありました。

時系列順に観ることで、「人間のエゴと希望の軌跡」が、物語として積み重なっていくのが分かります。
逆に、公開順に観れば、“観客が受け取ってきた時代ごとのメッセージ”がより鮮明になります。

「恐竜映画でしょ?」じゃなかった。
それは、人間が「どんな夢を見て、どこでしくじったか」を描いた壮大な失敗と成長の記録だった。

このシリーズは、恐竜が暴れるだけのパニック映画じゃない。
「命ってなんだろう」という、決して古びないテーマに何度も触れてきた作品です。
だからこそ、ただ観るだけじゃなく、「感じながら観る」ことができる。
そして──順番を意識するだけで、その“感じ方”すら変わる。

ぜひ、今回ご紹介した正しい順番を参考に、“もうひとつ深いジュラシック体験”に足を踏み入れてみてください。
そこにはきっと、懐かしさと新しさ、そしてまだ知らなかった感情が待っているはずです。

この記事のまとめ

  • ジュラシック・パーク&ワールドシリーズは、公開順と時系列の両方で異なる魅力がある
  • すべての作品を時系列で追うことで、人間と恐竜の関係性の変遷が見えてくる
  • シリーズを貫くテーマは「生命倫理」と「人間の傲慢」
  • 旧三部作と新三部作のつながりが伏線として活かされている
  • 『ジュラシック・ワールド/復活の大地』はシリーズの再起点として重要な意味を持つ
  • シリーズを通して描かれる“しくじり”と“希望”は、観る順番で受け取り方が変わる
  • 正しい順番で観ることが、ジュラシックの“感情の旅”をより深くする

【映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』第2弾予告編】

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