【最新版】鬼滅の刃 無限城編の世界興行収入まとめ|国別収益とランキング推移(日本・アメリカ・韓国など)

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2025年、再び世界中を熱狂させているのが『鬼滅の刃 無限城編』です。

日本国内では驚異的なスタートダッシュを記録し、公開からわずか数週間で観客動員数が数千万規模に到達。海外でも韓国やアメリカをはじめとする主要国で大ヒットを飛ばしており、その勢いは止まるところを知りません。

この記事では、『鬼滅の刃 無限城編』の最新の世界興行収入・国別収益・地域別の観客動員数について、公式ソースや各種メディアの報道をもとに詳しく整理・分析しています。

特に「今どれだけ稼いでいるのか?」「どの国で人気が高いのか?」「前作を超える可能性は?」といった視点に関心のある方にとって、有益な情報をお届けします。

興収額の具体的な数値は本文内にてじっくりご紹介しますので、まずはその勢いと広がりの全体像をチェックしてみてください。

この記事を読むとわかること

  • 『鬼滅の刃 無限城編』の世界累計興行収入と日本国内の最新成績
  • アメリカ・韓国・台湾など主要国別の収益と観客動員数の比較
  • 歴代アニメ映画とのランキング比較と今後のランクイン予測
  • 今作のヒットが意味する国内外の評価とシリーズ全体への影響

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』公開中CM(LiSA『残酷な夜に輝け』ver)

LiSAの新曲と共に映像が彩られる特別CM。作品の熱量をさらに感じられます。

まずは注目ポイントをチェック──無限城編の“勢い”が見えてくる

国内での勢い 初週から社会現象級の動員。あの“前作超え”も見えてきた?
海外での展開 アジア圏はもちろん、アメリカでも歴史的規模で公開
ランキング推移 世界のアニメ映画ランキングに新たな記録が生まれる可能性も
今後の注目点 最終成績はどこまで伸びるのか? 続編への期待も高まる

1. 世界累計興行収入と観客動員数──9月時点で823億円・5,000万人規模に到達

対象期間(〜9月22日) 67日間公開まで
世界累計興行収入 約823億5,948万810円(1ドル=145円換算)
日本国内興行収入 約341億8,647万400円
世界累計動員数(公表値) 約6,702万204人(日本含む)
日本国内動員数 約2,372万7,443人
日本映画歴代記録 日本映画として全世界での累計興行収入1位達成

2025年9月22日時点で、『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』は、全世界累計興行収入 約823億5,948万810円と発表されました。この額は、日本国内での約341億8,647万400円 を含む数字です。

同時点での累計動員数(世界規模)は、6,702万204人と報じられており、日本国内観客数は2,372万7,443人に達しています。このことから、海外市場からの寄与が全体数値の過半を占め始めている構図が見えてきます。

日本国内は公開67日間でこれらの数字に達しており、公開初週末から以降の伸びが持続したことを示します。加えて、全球での興行規模が日本映画の“国際的な壁”を一歩超えた瞬間として評価されており、既存のアニメ映画興行収入記録を塗り替える快挙とも見なされています。

一点注意すべきは、これらの「世界累計興行収入/動員数」数字には、すべての国の最終累計が確定しているわけではない点です。報道発表ベースで集計された数字を採用しており、今後の更新でわずかな増減が生じる可能性があります。

このような“数字の重さ”をもってして、「無限城編 第一章」は単なる国内ヒットを超え、“世界規模の興行現象”として語られるポテンシャルを示したと言えるでしょう。

2. 日本国内の興収と観客動員──341億円突破、2,372万人が動いた背景

公開日〜9月22日までの期間 67日間
日本国内興行収入 約341億8,647万400円
日本国内観客動員数 約2,372万7,443人
日別平均収益 約5.11億円/日
日別平均動員数 約35万5,000人/日
日本累計ランキング注目点 同時期で『無限列車編』追随ペース・邦画上位圏維持

日本国内においては、公開から67日間で約341億8,647万400円の興行収入を記録し、動員数は約2,372万7,443人に達しています。この記録は、国内市場の強さと、地元観客の支持が揺るぎないことを示す数字です。

テーブルにも示した通り、日平均で換算すると 約5.11億円/日、観客数では 約35万5,000人/日 が動員された計算になります。公開初動や週末の集中による高ピークを考慮すると、平日や後半の維持力も相当高かったことが読み取れます。

この興収・動員の背景には、いくつかの要因が重なったと考えられます。

  • 既存ファン層の厚さと“続編”期待:前作までの熱量を持続できた基盤
  • 宣伝・プロモーション戦略の巧みさ:予告・特典付き上映などで初動を強化
  • 上映館数とスクリーン体制:公開館数拡大により地方まで浸透
  • リピーター動員の成功:ファンが複数回観覧する動きが見られた

加えて、『鬼滅の刃』シリーズとしてのブランド力が、公開直後から地方興行にまで波及した点も無視できません。初週末から複数週連続で動員を落としにくい構造を持っていたと言えます。

そしてもう一つ注目すべき点は、この国内成績が、世界累計興収における “下支え役” の責任を果たしていることです。海外市場での動きが強くなっている中で、日本国内の力が揺らぐと全体構図にひずみが出ます。だからこそ、この341億円という数字の重みは、単なる国内ヒットではなく「国際興行の基盤を固めた数字」として読むべきでしょう。

ただし、ここにも限界と留意点があります。まずこの数字は報道ベースの発表で、全上映館・再上映分が完全に集計されているかどうかは後日修正される可能性があります。また、公開前半と後半で観客の集中度が異なるため、日別平均だけで語るのは単純化しすぎという見方もできます。

それでも、この 341億円/2,372万人 という数字は、現時点での国内市場での“底堅さ”を示す確かな証左です。次の見出しでは、この基盤を軸に、北米・アジア圏での興行動向を見ていきます。


【画像はイメージです】

3. アメリカ(北米)の興行成績──初週1.2億ドル、累計推定は?

初週末興行収入(速報値) 約1.2億ドル(約174億円)
公開館数(北米) 約4,300館
累計興行収入(推定範囲) 2.0〜2.5億ドル(約290〜360億円)
為替換算レート想定 1ドル=145円換算基準
データソースの限界 Box Office Mojo未確定/業界予測混在

北米市場(アメリカ・カナダを含む地域)では、公開初週末で約1.2億ドル(約174億円)の興行収入を記録しました。この数字は、アニメ映画としての北米記録の中でも上々のスタートとなります。

公開館数は約4,300館に及び、アニメ作品としては史上最大規模の上映体制を敷いたと複数レポートが伝えています。これにより、地方都市や中小マーケットにも広く浸透する余地が生まれたとみられます。

ただし、現在に至っても最終累計興行収入の“確定値”は公表されていません。業界内では、2.0〜2.5億ドル(約290〜360億円)の範囲での到達が予測されており、今後の上映延長や追加公開がその範囲を押し上げる可能性があります。

この推定範囲を採る際の前提として、北米市場でのリテンション(継続上映力)、週末~平日の滑り率、劇場占有率などの要素が鍵になります。しかし、アニメ作品としてここまで強い初動を示した点は、北米におけるアニメ市場拡張の予兆とも言えます。

また、累計予測をドル→円換算する際には、1ドル=145円という為替前提が用いられています。為替変動の影響も考慮すると、最終的な円ベースの興収額には変動があり得ます。

ただし、重要なのは「確定値がない」ことを前提にすることです。Box Office Mojo や The Numbers など主要な興行データベースでは、北米の累計欄はいまだ未確定扱いとなっており、今回の予測値はあくまで業界筋や分析者予測のレンジにとどまります。

それでも、初週1.2億ドルという数字が示す「北米での高い関心度・市場受容度」は、シリーズとしてのブランド力とプロモーション戦略の両輪がうまく機能した結果だと見ることができます。次の見出しでは、アジア圏(韓国・台湾など)のデータに視点を移します。

4. 韓国・台湾・東アジア圏の収益データ──アジアで最も熱かった国は?

韓国興行収入 37,114,733ドル(約53億8,000万円)
台湾興行収入 9,833,513ドル(約14億2,600万円)
香港・マカオ・中国地区(初期値) データ未確定/部分公開レベル
東アジア市場全体比率(暫定) 韓国:全海外収益の上位数%を占有
主要東アジア国の収益傾向 韓国が突出、台湾も堅調、中国圏は今後注目

東アジア圏において、『鬼滅の刃 無限城編』は特に韓国市場で強い反響を示しました。報道によれば、韓国の興行収入は 約37,114,733ドル(約53億8,000万円) にのぼります。これに対し、台湾の興行収入は 約9,833,513ドル(約14億2,600万円)と、規模に差が出ています。

韓国市場での突出は、もともと日本アニメに対する受容度の高さ、ファンベースの密度、そしてプロモーション投資や上映館数拡充が絡み合った結果と考えられます。過去作からのファン流入と“シリーズ期待”が先行し、公開初期から反響が大きかったようです。

台湾においても、一定の支持を確保しており、日本・韓国に次ぐアジア圏での収益源となりました。ただし、台湾市場単体では規模感に限界があり、韓国との差は明確です。

一方、香港・マカオ・中国本土など中国圏での正確な累計数字は、現時点では公表されておらず、初期興収・予測レベルに留まっています。これらの地域のデータが今後開示されれば、東アジア圏における収益構造のさらなる全貌が明らかになるでしょう。

暫定的に見れば、東アジア市場全体における海外収益の比率では、韓国が上位を占める主要地域と見なされます。その意味で “アジアで最も熱かった国” 枠において、韓国は間違いなく最大の存在感を発揮しているといっていいでしょう。

ただし注意すべきは、これらの数字も“公表報道ベース”であり、後日修正・追記が入る可能性があることです。また、為替レート・上映期間・再上映の要素も最終収益に影響を与えます。

次の見出しでは、東南アジア・オセアニア地域に視点を移し、タイ・フィリピン・オーストラリアなどでの動向を見ていきます。

(チラッと観て休憩) 『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』特報

休憩がてら、迫力ある特報映像をどうぞ。

5. 東南アジア・オセアニア市場の興行成績──フィリピン・タイ・豪州などの反響

フィリピン興行収入 4,200,000ドル(約6億900万円)
タイ興行収入 7,000,000ドル(約10億1,500万円)
ベトナム興行収入 5,237,465ドル(約7億5,900万円)
マレーシア興行収入 6,700,000ドル(約9億7,150万円)
オーストラリア興行収入(初期報道) 2,200,000ドル(約3億1,900万円)

東南アジア・オセアニア地域でも、『鬼滅の刃 無限城編』は確かな足跡を残しています。まず、フィリピンでは 4,200,000ドル(約6億900万円)の興行収入を記録。小規模市場ながら、地元ファンの動員に成功したと言えます。

さらにタイでは 7,000,000ドル(約10億1,500万円)と、地域内では最大規模のヒットを示しました。地理的・文化的な親和性も功を奏した可能性があります。

また、ベトナムでも 5,237,465ドル(約7億5,900万円)、マレーシアでは 6,700,000ドル(約9億7,150万円)と、アジア南部地域でまとまった興行収入を得ています。これらの数字は、日本や韓国ほどではないものの、複数国での興行網の広がりを物語ります。

オセアニア市場、とりわけオーストラリアでは初期報道段階で 2,200,000ドル(約3億1,900万円)という数字が知られています。アニメ邦画という観点から見れば、小国ながらも海外広域展開の可能性を感じさせる結果です。

これらの市場に共通して言えるのは、大国ではないけれど複数国での合算が無視できないスケールになりつつある、という点です。各国内の上映館数、宣伝展開、ファン層の広がりなどがこの成果を支えたと推測されます。

ただし、これらの数字にはいくつかの制約があります。多くは初期報道ベースであり、最終集計値ではない可能性が高い点。また為替変動、地域ごとの公開日・上映期間の偏差、再上映分なども取り込まれていない場合があります。

それでも、この段階で東南アジア・オセアニアが支える興収パートナー領域として機能していることは明白です。次の見出しでは、中東・欧州・中南米地域の興行動向に移っていきます。

6. 中東・欧州・中南米の動き──スペイン・ブラジル・インドなどの収益状況

スペイン興行収入(推定) 3,700,000ドル(約5億3,600万円)
ブラジル興行収入(推定) 4,400,000ドル(約6億3,800万円)
メキシコ興行収入(推定) 9,800,000ドル(約14億2,100万円)
インド興行収入(推定) 5,200,000ドル(約7億5,400万円)
サウジアラビア興行収入(推定) 2,800,000ドル(約4億600万円)

中東・欧州・中南米といった地域でも、『鬼滅の刃 無限城編』の興行展開は進んでおり、いくつかの国では推定値として興行収入が報じられています。以下に代表的な国・地域の状況を紹介します。

まず、スペインでは推定3,700,000ドル(約5億3,600万円)の興行収入という報道があり、欧州における日本アニメ作品としての到達範囲のひとつを示しています。次に、ブラジルでの報道推定は4,400,000ドル(約6億3,800万円)、メキシコでは9,800,000ドル(約14億2,100万円)と、ラテンアメリカでの関心も一定の規模を持って動いていることがうかがわれます。

また、インドにおいては5,200,000ドル(約7億5,400万円)という推定収益が報じられており、アジア圏以外でも一定の市場獲得が可能性として示唆されています。加えて、サウジアラビアでは2,800,000ドル(約4億600万円)程度という推定も出ており、中東地域への拡張力が試されている状況です。

これらの推定数字は、すべて公的な確定値ではなく、メディア報道や興行分析者の予測に基づくものです。そのため、誤差や後日の修正余地が大きく残っています。しかし、これらの地域からの収益が「ゼロではない」こと自体が、全世界での興行圏拡大を裏付ける証左と言えます。

特に、ラテンアメリカ(メキシコ・ブラジル)における日本アニメ作品の浸透度は、近年高まりつつあります。これらの地域での成功は、将来的な公開戦略やプロモーション展開のモデルケースになる可能性もあります。

一方で、欧州や中東での拡大には、文化的背景、吹替・字幕の対応、上映館確保の壁、マーケティングコストなど、複合的なハードルが存在します。それらを乗り越えられるかどうかが、今後の興行拡張性を左右する鍵でしょう。

この地域動向を押さえたうえで、次の見出しでは「国別一覧表(ドル/円換算併記)」という形で、興行収入の比較を見やすく整理します。


【画像はイメージです】

7. 各国・地域別興行収入一覧(ドル・円換算対応)

国・地域 興行収入(ドル) 興行収入(日本円換算)
世界累計 約5.5億ドル(推定) 約823億5,948万円
日本(国内) 約341億8,647万400円
アメリカ(北米) 約2.2億ドル(推定) 約319億円
韓国 37,114,733ドル 約53億8,000万円
台湾 9,833,513ドル 約14億2,600万円
フィリピン 4,200,000ドル 約6億900万円
タイ 7,000,000ドル 約10億1,500万円
ベトナム 5,237,465ドル 約7億5,900万円
マレーシア 6,700,000ドル 約9億7,150万円
オーストラリア(初期報道) 2,200,000ドル 約3億1,900万円
スペイン(推定) 3,700,000ドル 約5億3,600万円
ブラジル(推定) 4,400,000ドル 約6億3,800万円
メキシコ(推定) 9,800,000ドル 約14億2,100万円
インド(推定) 5,200,000ドル 約7億5,400万円
サウジアラビア(推定) 2,800,000ドル 約4億600万円

上の表は、報道ベースや推定値の数字をもとに、各国・地域のドル表示と日本円換算を併記した一覧です。換算レートは1ドル=145円を基準としています。

この一覧をみると、日本国内の金額以外はほぼすべてが海外収益であることが一目でわかります。特にアメリカでは300億円を超える推定興収を記録し、日本に次ぐ巨大市場として存在感を放っています。

韓国・台湾などのアジア圏でも好調な売上を記録しており、さらにラテンアメリカ・欧州・中東などの推定地域も含めることで、『無限城編』がどこまで波及したかを俯瞰的に捉えることができます。

注意すべき点として、国内の「ドル収益」欄を空白にしているのは、日本国内興収は日本円で報じられており、ドルベースで公表されていないためです。また、推定値の国・地域については、最終確定値との差異が生じる可能性があります。

次の見出しでは、この一覧をもとに「歴代アニメ映画ランキングとの比較」を深堀りし、『無限城編』がどの位置にいるかを論じます。

8. 歴代アニメ映画ランキングとの比較──TOP5入りの可能性はあるか?

作品名 興行収入(億円ベース)/備考
劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』 約407.5億円(歴代1位邦画アニメ)
『無限城編 第一章』 約341億円(現時点)
千と千尋の神隠し 316.8億円
アナと雪の女王 255.0億円
君の名は。 251.7億円

上記の表は、現時点で確認できる歴代日本アニメ映画興行収入上位作品と、『無限城編 第一章』の現在値を並べた比較です。無限城編は、約341億円という数字で、すでに『千と千尋の神隠し』(316.8億円)を超え、アニメ映画興行収入ランキングにおいて非常に上位の位置につけています。

ただし、この比較にはいくつか重要な留意点があります。

  • 比較対象の多くは最終累計興行収入であり、無限城編はまだ上映中または集計中のため、最終的な数字がこれをさらに上回る可能性があります。
  • 各作品の公開年・観客動向・上映方式・再上映回数などが異なるため、「単純な億円比較」だけでは強引になりがちです。
  • また、無限城編は“第一章”という形式であり、将来的に続編展開がある可能性があるため、全パート合算の見方も考慮すべきです。

現時点で無限城編は、歴代アニメ映画ランキングで少なくとも上位5作品の中に入る可能性を十分に残しています。特に、『無限列車編』という圧倒的な先行作品との比較で見劣りしにくい点が評価できます。

さらに、AV Watch の報道によれば、無限城編は“日本を含む全世界における日本映画歴代興行収入1位”を突破したと報じられており、これは国内外を通じた総合的な強さを示している証といえます。

とはいえ、“TOP5入り”という表現には注意が必要です。ランキングデータ元によって取り扱いが異なるため、将来的な最終値発表後に正確なランクが決まるでしょう。この記事では、現在公表されている範囲での比較という前提を明確にしつつ、無限城編の位置づけを読者に伝えたいと思います。

9. 公開から現在までの伸び率と推移グラフ分析──初週からの成長カーブを読む

期間(日数) 累計興行収入(国内・公表値) 動員・備考
3日間 約55.2億円 動員 約384万人〔オープニング記録〕
8日間 約105億円突破 公開10日ペースを超える速さ
17日間 約176.4億円 歴代興収ランキング10位圏内入り
38日間 約280.9億円 タイタニック興収超え/歴代3位浮上
67日間(9月22日) 約341.8億円 累計観客 2,372万人超え

この表は、国内公表値をもとに「公開初週〜67日間までの累計興行収入の推移」を抜粋して示したものです。最初の数日~中盤までの伸びを追うと、急激な初動から継続的な勢い維持が見えてきます。

まず、公開3日間で約55.2億円を稼ぎ出したという記録は、オープニング期のインパクトの大きさを物語ります。これは前作『無限列車編』の3日間成績を上回るペースでスタートしました。、

そして公開8日間で105億円を突破。この段階で、10日間ペースの興収をすでに超えているという事実が、初動のスピードだけでなく、店舗拡張・地方浸透・リピーター動員の全てがうまく機能していることを示しています。

公開17日間時点では176.4億円に到達し、国内興収ランキングでも初動で10位圏内入りを果たしたとの報道があります。この段階で、累積力が単なる勢いではないことが見えてきます。

さらに、公開38日間では約280.9億円を突破し、1997年公開の『タイタニック』の興行収入(約277.7億円)を上回る動きが確認されました。これにより国内歴代興収ランキングでも第3位に位置づけられています。

最終的に、67日間(9月22日時点)での公表値は約341.8億円、動員は2,372万人を超えています。、この数字は、公開初動から中期、後半にも減速しにくい“粘り”を示すものです。

この成長カーブを線グラフで可視化できれば、最初の急上昇 → 中盤の緩やかな維持 → 後半の減速という典型的な興収曲線が描けるでしょう。ただし“減速”要素が緩やかである点が、本作の強さを象徴しています。

この推移分析から読み取れることは、次のような点です:

  • 初動集中型の動員力が強く、上映開始~1週間で多くを稼ぎ切る構造
  • 中盤以降も動員が落ちにくい構造があり、公開20日~40日あたりの興収伸びも健全
  • 後半における劇場継続性、地方館・再上映館のフォローが功を奏した可能性
  • 累計最終値に対する予測レンジとして、今後1~2割の上積み余地も残されている

ただし、注意点もあります。上記の数値は報道ベースでの発表値をもとにしています。特に、中盤~後半の興収・動員の増減は、公開館数変動、再上映・特別回、地方拡張、宣伝追加などの影響を受けやすく、最終値とは乖離する可能性があります。

それでも、この「伸び率と推移カーブ」を見ることで、『無限城編 第一章』が単なる“初動型ヒット”ではなく、継続型の興行強度を持つ作品であることが鮮明になります。まとめセクションでは、これらの点を踏まえて本記事の要点を振り返ります。

国・地域 興行収入(日本円換算) ドル換算(目安) 観客動員数(推定)
日本 約341億8,647万円 2,372万人(公式)
韓国 約53億8,000万円 約3,711万ドル 464万人
台湾 約14億2,600万円 約983万ドル 131万人
マレーシア 約9億7,150万円 約670万ドル 122万人
フィリピン 約6億900万円 約420万ドル 93万人
タイ 約10億1,500万円 約700万ドル 156万人
ベトナム 約7億5,900万円 約523万ドル 149万人
アメリカ(推定) 約290〜360億円 約2.0〜2.5億ドル 1,700〜2,100万人
メキシコ(推定) 約14億2,100万円 約980万ドル 258万人
インド(推定) 約7億5,400万円 約520万ドル 208万人
スペイン(推定) 約5億3,600万円 約370万ドル 46万人
ブラジル(推定) 約6億3,800万円 約440万ドル 110万人
サウジアラビア(推定) 約4億600万円 約280万ドル 28万人
世界累計(推定) 約823億5,948万円 約5.5億ドル 約4,800〜5,200万人

10. 世界的ブームの現在地──『無限城編』が刻んだ興収記録と今後の展望

日本国内興収 約341億円(観客動員:約2,372万人/2025年9月22日時点)
世界累計興収 約823億円(約5.5億ドル/eiga.com報)
アメリカ興収(推定) 2.0〜2.5億ドル(推定値/業界予測)
アジア諸国の好調 韓国:53.8億円、台湾:14.2億円、タイ・マレーシアなども健闘
ランキング見込み 日本アニメ映画史上TOP5入り濃厚。『千と千尋』超え達成

『鬼滅の刃 無限城編 第一章』は、2025年夏の公開からわずか2か月ほどで、日本映画として歴史的な興収を打ち立てました。

日本国内では、340億円超の興行収入と、2,372万人超の観客動員という圧倒的な記録を達成。これは『千と千尋の神隠し』を明確に超え、歴代邦画アニメ興収ランキングでも上位に浮上しました。

また、韓国・台湾・東南アジアを中心としたアジア地域での動員も極めて堅調で、“アニメファン市場の国際化”を象徴する結果となっています。

アメリカを含む北米市場でも、日本アニメ史上最大規模の館数・オープニングを記録し、最終的な累計興収は3億ドルに迫る可能性もあると見られています(現時点では未確定)。

これらの結果を受けて、『無限城編』は世界興行において「無限列車編」の再来、あるいはそれを超えるかもしれない…という大きな期待と注目を集めています。

しかし、記事を通して繰り返し触れてきた通り、現在の数値はあくまで“9月22日時点”のものであり、最終的な累計値・ランキングは今後の動き次第で変動します。

これから続編が制作・公開されることが予想される『無限城編』は、ストーリー的にも興収的にも、さらなる伸びしろと爆発力を秘めたシリーズです。

今後も、正確な公表値をもとに推移を冷静に観察し、読者が“信頼できる情報”として安心して参考にできるよう、随時アップデートしていきます。

──“鬼滅現象”の現在地と今後の行方に、引き続き注目していきましょう。

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この記事のまとめ

  • 『鬼滅の刃 無限城編』は国内外で驚異的な興行成績を記録し続けている
  • 世界興収は5.5億ドル(約823億円)に迫り、日本国内では340億円超え
  • 韓国・台湾・アメリカなど各国でのヒットがシリーズ人気の国際的広がりを裏付け
  • アメリカ市場では初週で120億円規模を達成するなど今後の伸びも期待
  • 歴代アニメ映画のランキングでも『無限列車編』に迫る可能性が高い
  • 公式発表に基づいた数値と推定を併用し、リアルタイムな興収動向を反映
  • シリーズ最終章に向けて、国内外での動員・収益の推移から目が離せない

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