アニメ『ユーベルブラットII』続編のストーリーと見どころ！復讐劇の新展開とは？

2025年1月より放送が開始されたアニメ『Übel Blatt ～ユーベルブラットII ～』。前作の壮大な復讐劇を引き継ぎ、新たな戦いが幕を開けます。

主人公ケインツェルが、かつての「七英雄」との因縁に決着をつけるべく戦い続けるこのシリーズ。新キャラクターの登場や、さらなる陰謀、熾烈なバトルが繰り広げられます。

この記事では、『ユーベルブラットII』のストーリーや注目ポイントを詳しく解説します。

『ユーベルブラットII』の基本情報とあらすじ

『ユーベルブラットII 死せる王の騎士団』は、塩野干支郎次によるダークファンタジー作品『ユーベルブラット』の正式な続編です。

原作は2024年2月から『月刊ビッグガンガン』で連載が開始され、2025年1月には待望のアニメ化が実現しました。

前作『ユーベルブラット』は壮大な復讐劇を描いた作品であり、国内外のファンから高い評価を得ました。

続編となる本作では、主人公ケインツェルがさらなる陰謀と戦いの渦中へと巻き込まれ、彼の復讐の旅が新たな段階へと突入します。

「七英雄」と呼ばれる者たちに裏切られ、死の淵から蘇ったケインツェルは、彼らへの復讐を果たすために戦い続けてきました。

しかし、帝国を覆う闇は七英雄の欺瞞だけではなく、さらに深い歴史と秘密が隠されていたのです。

復讐に燃えるケインツェルの新たな戦い

物語の舞台は、妖精や魔物、魔法が存在する幻想世界「サーランディエン」。

この世界にはかつて「闇の異邦」と呼ばれる異形の魔物たちが存在し、それらの脅威を封じるために「十四の槍」と称される勇者たちが選ばれました。

しかし、その勇者たちは任務の途中で裏切り、真に戦った者たちを抹殺し、栄光を独占したのです。

その裏切りによって命を落としかけたのが、かつて「アシェリート」と呼ばれた帝国最強の剣士でした。

彼は瀕死の状態で妖精の力を得て蘇り、新たな名前「ケインツェル」として、七英雄への復讐を誓いました。

前作『ユーベルブラット』では、ケインツェルが七英雄の一人「シュテムヴェレヒ」を討ち、さらに「バレスター」も撃破しました。

しかし、七英雄の中でも最大の権力を持つ「グレン」は、一度倒されたはずが新たな肉体を得て復活。

帝国の内乱は激化し、「七英雄 vs ケインツェル」という単純な構図では済まされない状況となっています。

『ユーベルブラットII』では、復活を遂げたグレンが「グレン王」として新たな勢力を築き、帝国の覇権を争う「英雄戦争」が勃発します。

また、ケインツェルの復讐の旅も最終段階へと突入し、彼が長年追い求めてきた決着がいよいよ目前に迫ります。

「死せる王の騎士団」とは？

『ユーベルブラットII』の副題にもなっている「死せる王の騎士団」とは、かつて七英雄と戦った戦士たちの遺志を継ぐ者たちを指します。

彼らは帝国の歴史の裏で暗躍し、七英雄の支配を終焉させるために動いています。

また、「死せる王」とは一体誰を指すのか？ 帝国の王座に新たに就こうとする者は誰なのか？

本作では、これまで語られてこなかった帝国の歴史の裏側が次々と明らかになっていきます。

さらに、「裏切りの槍」の一人であるケインツェルにとっても、単なる復讐の旅ではなく、帝国そのものの行く末を左右する戦いへと発展していきます。

かつては復讐だけを目的にしていたケインツェルですが、彼の旅路で出会った仲間たちの影響を受け、彼の戦いには「新たな意味」が加わっていくのです。

帝国全土を巻き込んだ戦争の中で、ケインツェルが下す決断とは何なのか。

そして「死せる王の騎士団」の真の目的とは何なのか。

『ユーベルブラットII』は、単なる復讐劇の続編ではなく、よりスケールの大きな戦記ファンタジーへと進化を遂げた作品となっています。

見どころ①：新キャラクターと豪華声優陣

『ユーベルブラットII』では、新たなキャラクターたちが物語に深みを加え、ケインツェルの戦いをさらに激化させます。

また、実力派の声優陣が彼らに命を吹き込み、原作の世界観を忠実に再現するとともに、アニメならではの魅力を引き出しています。

ここでは、物語の鍵を握る新キャラクターと、そのキャラクターを演じる声優陣について紹介します。

ケインツェルを取り巻く新たな仲間と敵

『ユーベルブラットII』では、前作のキャラクターに加えて、新たな仲間や強敵が登場します。

「死せる王の騎士団」と呼ばれる組織のメンバーは、帝国の新たな支配構造を巡る争いに関与しており、ケインツェルにとっても重要な存在となります。

また、かつて倒したはずの七英雄グレンが復活し、新たな勢力を築いてケインツェルを迎え撃つことになります。

新たなキャラクターの登場により、物語のスケールはさらに拡大し、戦いの舞台もより多様なものとなっています。

実力派声優が演じる魅力的なキャラクターたち

主演の広瀬裕也をはじめ、実力派の声優陣が集結しており、キャラクターの個性を際立たせる演技に期待が高まります。

特に、ケインツェルの復讐心や葛藤をどのように表現するのかが、物語の鍵を握るポイントとなるでしょう。

また、敵役となるグレン役の井上和彦の演技にも注目です。

彼が演じるグレンは、一度倒されたはずの七英雄でありながら復活し、かつての部下を従えて帝国の覇権を争います。

彼の威厳と狂気を演じ分ける演技は、視聴者に強いインパクトを与えることでしょう。

『ユーベルブラットII』は、豪華声優陣の熱演によって、よりドラマティックな展開を迎えることが期待されています。

見どころ②：アニメならではの迫力のバトルシーン

『ユーベルブラットII』の最大の魅力のひとつが、激しく美しい戦闘シーンです。

原作漫画でもダイナミックな戦闘描写が人気を集めていましたが、アニメでは映像ならではの表現が加わり、より迫力のあるアクションが展開されます。

特に、主人公ケインツェルの圧倒的な剣技と、強敵たちとの激戦は見どころ満載です。

戦闘描写の進化！原作を超える演出

『ユーベルブラットII』の戦闘シーンでは、スピード感のある剣戟と、魔法を駆使した壮大なバトルが描かれています。

ケインツェルが繰り出す「黒翼の剣」は、アニメならではのエフェクトでより神秘的かつ迫力のある演出になっています。

また、グレンや七英雄たちの戦闘スタイルも細かく描かれ、個々の技や武器の違いがより明確に表現されています。

アニメーション制作を手がける **「サテライト」** と **「Staple Entertainment」** は、過去に多くのアクションアニメを手がけた経験を持ち、剣戟シーンの演出には特にこだわりを見せています。

剣技の流れるような動き、衝撃波や魔法エフェクトのリアリティ、スロー演出など、細部にわたるこだわりが見て取れるでしょう。

アニメーション制作・スタッフのこだわり

アニメ制作において、戦闘シーンの演出は特に重要視されています。

本作では、バトルのカット割りやカメラワークが工夫され、視聴者を引き込む映像表現が追求されています。

特に、戦闘シーンでは **「3D CG」と「手描きアニメーション」の融合** によって、スピーディーかつ迫力のある動きを実現しています。

剣劇アクションの表現には、剣撃の軌跡を鮮やかに描く「スピードライン」や、衝撃を強調する「エフェクトアニメーション」が多用されています。

また、音楽とSE（効果音）の組み合わせも計算されており、剣と剣がぶつかる金属音や爆発音がより臨場感を高めています。

さらに、戦闘シーンではキャラクターの心理描写も重視されており、ケインツェルの怒りや葛藤が表情や動きに表れる演出が随所に見られます。

まさに、アニメならではの映像美と迫力を兼ね備えた戦闘シーンが楽しめる作品となっています。

まとめ：『ユーベルブラットII』はここが面白い！

『ユーベルブラットII』は、前作の壮絶な復讐劇を継承しながらも、さらにスケールの大きな物語へと進化を遂げています。

復活した七英雄グレン、謎に包まれた「死せる王の騎士団」、そして帝国全土を巻き込む戦乱——ケインツェルの旅は、もはや単なる復讐ではなく、世界の命運を左右する戦いへと発展しています。

アニメならではの映像美と迫力のアクション、豪華声優陣の熱演が融合し、視聴者を圧倒するクオリティに仕上がっています。

原作ファンも初見の人も楽しめる要素満載

『ユーベルブラットII』は、原作を読んでいる人にとっては待望の続編であり、前作の伏線回収や新たな展開に驚かされることでしょう。

一方で、初めて『ユーベルブラット』の世界に触れる人でも楽しめるように、物語の背景やキャラクターの心情が丁寧に描かれています。

戦乱と陰謀が交錯する壮大なストーリー、迫力のバトルシーン、重厚な世界観など、ダークファンタジー好きにはたまらない作品です。

今後の展開に期待！

『ユーベルブラットII』の物語は、まだ始まったばかりです。

ケインツェルの復讐の行方、七英雄の隠された過去、帝国の未来——これらがどのように絡み合い、どんな結末を迎えるのか、目が離せません。

アニメが進むにつれて、さらなる驚きの展開や名シーンが登場することは間違いありません。

果たして、ケインツェルは復讐を果たし、自らの運命を切り開くことができるのか？

今後の展開を楽しみにしつつ、『ユーベルブラットII』の世界を存分に味わいましょう。

【TVアニメ『Übel Blatt～ユーベルブラット～』第1弾PV！】

【TVアニメ『Übel Blatt～ユーベルブラット～』第2弾PV】

【TVアニメ『Übel Blatt～ユーベルブラット～』第3弾PV】