【エヴァ制作スタジオ×ガンダム】ジークアクス最新話にマ・クベ＆ジフレド＆セイラ専用機が登場！

ガンダムシリーズ最新作『ジークアクス』に、かつての名キャラ「マ・クベ」や「キシリア」、さらには「セイラ専用機」までが続々と登場し、旧ファンから新世代まで大きな話題を呼んでいます。

本作は『エヴァンゲリオン』を手掛けたスタジオカラーとガンダムシリーズのサンライズが初めて共同制作するという、アニメファン注目の大型プロジェクト。

この記事では、最新話で明らかになった新メカ「ジフレド」や過去キャラの再構築、そして作品全体に流れる“エヴァ的演出”の本質を、深掘りしてお届けします。

ジフレドとは？2号機に託された意味とその性能

項目	詳細
正式名称	gMS-κGFreD（ジフレド）
機体分類	ジークアクス2号機（試作型MS）
登場話数	第8話「月に墜（堕）ちる」
外観デザイン	山下いくとによる鋭角的かつ生体的なフォルム
主な武装	高出力ビームライフル、マグネットクロー、Iフィールドバリア
パイロット	未判明（第8話時点）
特筆点	宇宙軍・警察双方に追われる謎の機体

ジークアクス第8話で突如登場した新機体「ジフレド」は、単なる2号機ではありません。

従来のガンダムフォーマットを逸脱するフォルムと、極めて高機動・高出力なスペックにより、視聴者に強烈な印象を与えました。

デザインは『エヴァンゲリオン』シリーズのメカニックを担った山下いくと氏によるものであり、曲線的かつ生物的なラインが特徴です。

その姿は、従来の“兵器”としてのモビルスーツではなく、“意志ある存在”としてのガンダム像を彷彿とさせます。

ジフレドは明らかに、従来の兵器概念を逸脱したガンダム像を体現しているのです。

また、パイロットが明かされていないことも物語上の伏線として巧妙に組み込まれています。

“誰が操っているのか”という疑問が、今後の展開に対する視聴者の想像力を強く刺激します。

登場時点で既に宇宙軍・警察双方から追われているという事実からも、この機体の存在が単なる戦力ではなく、政治的・社会的に重要な意味を持つことが読み取れます。

“ジークアクス”という作品そのものが、ただの戦争ドラマではなく、社会構造や存在意義といった重層的テーマを扱っていることを裏付ける存在が、まさにこのジフレドなのです。

今後この機体がどう使われ、どんなパイロットがそのコクピットに乗り込むのか。

ジフレド＝物語のキーガンダムという構図は、すでにファンの間で確信に変わりつつあります。

マ・クベ＆キシリア再登場の衝撃！旧キャラ再構築の巧みさ

キャラクター	登場作品	声優（ジークアクス）	役割・特徴
マ・クベ	初代『機動戦士ガンダム』	杉田智和	知略派軍人、政治的な策士。再登場ではクランバトル運営側の黒幕的存在
キシリア・ザビ	初代『機動戦士ガンダム』	未公表（2025年5月時点）	政治的陰謀と軍事支配を象徴するポジションで再登場。新衣装が話題に

第8話「月に墜（堕）ちる」で衝撃の再登場を果たしたのが、ジオン公国の名物キャラであるマ・クベとキシリア・ザビです。

この再登場はただのファンサービスではなく、明らかに作品の根幹に関わる意味を持っています。

特にマ・クベに関しては、CVが杉田智和氏であるという点が、キャラの“知略的”な側面を一層際立たせています。

言い回しの一つ一つに皮肉と策謀が含まれており、クランバトルの舞台裏で暗躍する“運営側の顔”として再構築されていることが伺えます。

一方のキシリアは、まだ台詞量が少ないながらも、象徴的な存在感と新たなビジュアルで存在をアピール。

往年のファンには“あの冷酷で理知的なキシリア”を彷彿とさせつつも、より洗練された新世代の軍服に身を包み、新たな勢力を象徴する立場にアップデートされています。

なぜこのタイミングで旧キャラを出すのか？

それは『ジークアクス』という作品が単なるスピンオフではなく、ガンダムワールドの正史として、“再構築”と“再定義”をテーマにしているからに他なりません。

マ・クベとキシリアの再登場は、かつてのガンダムファンに向けた挑戦状でもあり、「知っているガンダムとは異なるが、間違いなくガンダムである」という作品の姿勢を明確に示しています。

これにより、若年層視聴者と往年のファンとの“世代の共鳴”が生まれる仕掛けとなっており、まさにスタジオカラー×サンライズの“両方のファンに刺さる”演出が光る場面でした。

今後、マ・クベとキシリアがどのような形で物語に絡んでくるのか。

物語の黒幕としての存在なのか、それともさらに深い“裏の意図”があるのか——その動向から目が離せません。

セイラ専用軽キャノンの存在意義とは？

項目	内容
正式名称	RGM-79 セイラ専用軽キャノン
機体分類	RGM-79軽キャノンのカスタム仕様
外観の特徴	ホワイト×ローズピンクの女性的なカラーリング
性能特徴	機動力重視、ビームキャノン装備、バックパック換装可能
登場タイミング	第8話「月に墜（堕）ちる」
パイロット	セイラ・マス（設定上の象徴機とされる）
意義	女性パイロットの象徴としての復権

『ジークアクス』第8話で登場したRGM-79「セイラ専用軽キャノン」は、メカニカルなスペックだけでなく、シリーズの思想的アップデートを象徴する機体として位置づけられています。

まず注目すべきはカラーリングとシルエットです。

これまでの“地味な量産機”というGM系列のイメージを覆し、洗練されたデザインとフェミニンな色彩によって、明確にセイラ・マスを想起させる機体へと仕立てられています。

しかし、その性能は決して飾りではありません。

機動性に優れ、戦術的柔軟性も高く、まさに前線で戦える“主力”として設計されているのが大きな特徴です。

この機体が“セイラ専用”と明言されたことには、ガンダムシリーズにおける女性キャラクターの再定義というテーマが込められていると見るべきです。

単なる“ヒロイン”から“戦う主体”へと進化した女性像を示す象徴として、この専用機の登場は非常に重要な意味を持っています。

特にセイラ・マスは、『初代ガンダム』において女性として初めてMSに搭乗したキャラクターであり、その後の女性パイロット像の先駆け的存在でした。

『ジークアクス』はその系譜を尊重しつつ、セイラの思想や立場を現代的な文脈で再構築しています。

また、新世代パイロットであるアマテやニャアンとの対比としても、このセイラ専用機は重要な役割を果たします。

“かつての女性パイロット”と“現在の女子高生パイロット”が同一の作品世界で交差することで、世代と性別を越えたガンダム像が提示されているのです。

このように、セイラ専用軽キャノンの登場は、単なる「懐かしの再登場」にとどまらず、現代における新たなガンダム像の提示という、大きな意味を持った演出となっています。

今後この機体がどのように戦い、どのような物語を背負っていくのか——それは『ジークアクス』という作品の深度を測るバロメーターとも言えるでしょう。

(チラッと観て休憩)【『機動戦士Gundam GQuuuuuuX（ジークアクス）』特報】

スタジオカラーとサンライズが描く“エヴァ的”なガンダム

制作会社	代表作	本作での役割
スタジオカラー	『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ	アートディレクション／構成・演出／世界観設計
サンライズ	『機動戦士ガンダム』シリーズ全般	ストーリー開発／MSデザイン／シリーズ伝統構築

『ガンダム ジークアクス』の最大の特徴は、“制作陣の化学反応”にあります。

本作は、『エヴァンゲリオン』を生んだスタジオカラーと、長年ガンダムを制作してきたサンライズの共同制作作品です。

この両スタジオの融合により、作品にはガンダム本来の構造美と、エヴァンゲリオン由来の心理描写や抽象性が同居しています。

“見た目はガンダム、内面はエヴァ”とも言える、これまでにないスタイルが本作の根幹を成しています。

監督には、シン・エヴァンゲリオン劇場版を手がけた鶴巻和哉氏が起用されており、ビジュアル面・物語構造・セリフの間合いにまで“エヴァ的演出”が浸透。

さらにシリーズ構成は榎戸洋司氏、メカデザインに山下いくと氏といったエヴァの中核スタッフが名を連ねており、その影響は表層にとどまりません。

たとえば、ニャアンというキャラクターは“戦争難民”という社会背景を背負い、使徒のような「災害的存在」に翻弄される現代のシンジ的役割を担っています。

また、主人公アマテの“非合法な戦場”への参加という構図も、「選ばれたのではなく、巻き込まれた」というエヴァ的アイデンティティと重なります。

演出面でも、戦闘シーンの無音間やフレーム外からの攻撃、そしてカメラワークの「不安定感」など、スタジオカラー的手法が随所に見られます。

それでいて、政治闘争や軍事階級といった“サンライズらしさ”も健在であり、まったく新しい“二重構造型ガンダム”が誕生しています。

また、メカデザインにも顕著な“カラー色”が反映されています。

ジフレドやリック・ドム、ビグ・ザムといった機体には、まるで“生物的変異”を感じさせる非対称デザインや異常なサイズ感が盛り込まれ、視覚的インパクトだけでなく、精神的な違和感を観る者に与えます。

“巨大ロボット＝人型兵器”という固定概念を崩し、感情と意志を内包した存在へと昇華させる表現は、まさにエヴァの本質そのものです。

つまり、『ジークアクス』とは、「ガンダム」という器に「エヴァ」という魂を入れた、“令和型ガンダム”とでも言うべき作品なのです。

アニメ史に名を刻むであろうこの異色作は、両作品のファンのみならず、アニメ表現の進化を追うすべての視聴者にとって、見逃せない実験場となっています。

ジークアクスが描く新たなガンダム像とその可能性

要素	従来のガンダム	ジークアクス
主人公像	少年兵、軍属の若者	女子高生（アマテ・ユズリハ）
戦場	正規軍同士の戦争	非合法モビルスーツ決闘「クランバトル」
ガンダムの役割	戦争の切り札	社会構造を揺るがす“存在”
世界観	地球連邦vsジオン	宇宙警察・企業勢力・匿名パイロットが入り乱れる群像劇
視点	兵士としての成長	市民から“戦士”への変容と葛藤

『ガンダム ジークアクス』は、ガンダムというブランドが築き上げてきた「戦争と成長の物語」を土台としつつ、全く新しい“ガンダム像”を提示しています。

最大の特徴は、主人公が“正規軍の少年兵”ではなく、一般市民である女子高生・アマテ・ユズリハであること。

彼女が“戦争難民の少女”ニャアンと出会い、非合法なMS決闘に巻き込まれていく展開は、これまでの“戦争に巻き込まれる少年”の変奏でありながら、より現代的かつ社会性のある構造となっています。

アマテの搭乗するGQuuuuuuX（ジークアクス）は、戦うためのガンダムではなく、物語を揺さぶる“装置”として描かれます。

戦闘はもちろん迫力満点ですが、それ以上に“なぜ戦うのか”“誰のために操縦するのか”といった哲学的な問いが、物語の根底に横たわっています。

さらにジフレド、セイラ専用機といった機体の投入によって、従来作との接続点も確保。

旧作の思想と新時代の価値観を掛け合わせたような構成が、「ファンだけでなく、初見でも理解できるガンダム」になっているのです。

また、「軍」という枠組みに縛られず、“企業”や“警察”、さらには“個人勢力”までが干渉してくる政治的カオスも、本作の新しさを象徴しています。

これにより、ガンダム作品がしばしば陥る「敵味方の構図が明快すぎる問題」から脱却し、現代の多極化社会を投影するリアリズムを実現しています。

つまり、『ジークアクス』は単なる新作ではなく、“次世代のガンダム”を定義し直すための挑戦的作品なのです。

このアプローチが成功すれば、ガンダムシリーズは次の50年に向けて新たな基盤を確立することになるでしょう。

ジークアクスが果たす役割、それは“継承”ではなく“再起動”です。

スタジオカラー×サンライズの共同制作が意味するもの、それは「変革」の一言に尽きるのです。

【徹底解剖】マ・クベ＆ジフレド＆セイラ専用機──設定・意図・関係性の全解析

要素	設定・プロフィール	作品内での意図	三者の関係性
マ・クベ	元ジオン軍高官、文化財愛好家。CV杉田智和。	クランバトルの裏側に通じる権力者。情報操作と交渉術に長ける。	ジフレドを操る側としての可能性
ジフレド	gMS-κGFreD。ジークアクス2号機。非正規開発の機体。	物語の“鍵”となる存在。パイロット未公表。	マ・クベの意思を代行する兵器、もしくは敵勢力の象徴
セイラ専用機	RGM-79カスタム。女性専用MSの象徴的立ち位置。	“女性も主戦力”であるという世界観の提示	ジフレドとの対比、あるいは衝突の暗示

『ジークアクス』第8話で同時に登場したマ・クベ、ジフレド、セイラ専用機。

この3つは単体での話題性だけでなく、物語全体を読み解く“象徴装置”としても機能しています。

まずマ・クベですが、彼の復活は単なるノスタルジー演出ではありません。

むしろ今作における“権力構造の再現”というテーマの具現化であり、旧ジオンの理念を現代に投影する装置ともいえます。

そのマ・クベの意思や思想を視覚的に“具現化”した存在が、まさにジフレドです。

明確なパイロットが不在であること、そして従来のMSとは異なる“異質な存在感”を放つことは、意志をもった兵器＝マ・クベの代理という構造を想起させます。

これに対して、セイラ専用軽キャノンは「戦士としての個」を明確に示すMSです。

象徴的には、女性の意思によって操られる「明確な主体を持つモビルスーツ」として配置されており、ジフレドとは真逆の立ち位置にあります。

この構造により、「意志を持たない暴力vs意志を宿す戦士」という構図が浮かび上がります。

ジフレドが“巨大な力”を象徴し、セイラ専用機が“制御された知性と信念”を表すように設計されているのです。

また、マ・クベとセイラという思想的に対立する旧キャラの代理戦争としてこの2機体が使われる可能性も非常に高いと予測されます。

つまりこの三者は、

• マ・クベ＝旧権力・知略の象徴
• ジフレド＝暴走的技術・制御されない力
• セイラ専用機＝人間的な判断力・戦う意志の表現

という形で配置されており、作品全体における価値観の対立や戦争観の多層構造を明示しています。

このように『ジークアクス』は、キャラやMSをただ復活させるのではなく、明確なドラマ的機能と意味性を持たせて投入しているのです。

そして、視聴者が気づかぬうちに、旧作ガンダムの“文脈”を受け継ぎながらも、全く異なる時代のテーマを重ねて描く。

この多層的な仕掛けこそが、『ジークアクス』が「ただの新作」ではなく、「未来へとつなぐガンダム」たる所以なのです。

【エヴァ制作スタジオ×ガンダム】ジークアクスで蘇る名機と名キャラの魅力を総まとめ

登場要素	分類	原作との関係	ジークアクスでの位置づけ
マ・クベ	キャラクター（ジオン軍将校）	『機動戦士ガンダム』登場	クランバトルを裏で操る政治的知将
キシリア・ザビ	キャラクター（ザビ家の一員）	『機動戦士ガンダム』登場	軍服と新勢力を象徴する象徴的存在
セイラ専用軽キャノン	モビルスーツ（RGM-79改）	セイラ・マスをモチーフに再設計	女性戦士の系譜を継ぐ現代の象徴機
ジフレド（gMS-κGFreD）	ジークアクス2号機	完全新規設計、エヴァ風味の外観	物語の転換点に登場する謎のMS

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX（ジークアクス）』が真に話題となっている理由は、単に「新作ガンダム」であるからではありません。

“名機と名キャラがどのように現代的に再構成されているか”、そのクリエイティブな再設計にこそ注目すべきです。

その再構成の核を担っているのが、エヴァンゲリオン制作スタジオ「スタジオカラー」と、ガンダム本家「サンライズ」の共同体制。

この“異種交配”的な制作体制が、旧キャラ・旧MSの再登場にただのリバイバルに留まらない深みを与えています。

たとえば、マ・クベは単なる“懐かしい悪役”ではなく、現在の非合法競技クランバトルを影で支配する知将として再定義。

彼のセリフには知略だけでなく、現代社会への風刺が含まれており、そのキャラ性はより立体的になっています。

同様に、キシリア・ザビも軍人としての威圧感だけでなく、現代の権力構造を象徴する存在として再構築され、ミリタリーのアイコンから政治の象徴へと昇華されています。

また、セイラ専用軽キャノンの登場は、“戦える女性”という価値観を再定義する象徴的な試み。

従来の“ヒロイン枠”から、“前線で戦う主役の一人”として女性パイロットが存在するという演出は、令和の視点で非常に意義深いです。

そして最後に、完全新規のMS「ジフレド」。

この機体はスタジオカラー色が非常に強く、ビジュアル・機能・存在理由のすべてが“エヴァンゲリオン的”です。

明確なパイロットが提示されず、物語上の核心に接続される謎多きMSとして、ファンの考察を誘発する構造になっています。

これらすべてを統合して考えると、『ジークアクス』は「過去の再演」ではなく「過去を素材とした新構造の創造」という方針のもと制作されていることが明確です。

“あのキャラが出てくる”という一時の興奮を超えて、それが「なぜ今ここに存在するのか？」という物語的理由までが深く練られている。

まさに、スタジオカラー×サンライズの本気が垣間見える部分です。

この“再構成された名キャラと名機たち”は、今後の物語展開においても、シリーズの根幹を大きく揺るがす存在になるでしょう。

そしてそれは同時に、ガンダムというコンテンツが今後どう進化していくかの試金石でもあるのです。

【『機動戦士Gundam GQuuuuuuX（ジークアクス）-Beginning-』本予告】